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November 03, 2006

芯は、キャンドルの生命!!

手作りキャンドルを楽しむ人が増えています。もともとキャンドル作りは、ロウを溶かして、芯を立てて固めるだけのこと。!誰でも簡単に作ることが出来ます。

手作りキャンドルを繰り返すうちに、ロウの性質が分かってきます。プリンカップや牛乳パックを使い、クレヨンなどで着色すると、オリジナルキャンドルが出来上がります。

Photo_3 さらに上達していくと、コーティングしたり、ホイップしたり、伸ばしたり、丸めたり、けづったり、貼ったり、色付けを工夫したり、様々な技法を覚えていくと、ますます深みにはまっていきます。

そして、自分で作ったキャンドルに火を灯すと、キャンドルの持つ穏やかな灯りが、至福のひと時を演出してくれます。

Photo_4 しかし、ローマ・ミレーの作るキャンドルは、それで終わりではありません。”キャンドルの生命は芯”だからです。キャンドルは、火を灯してこそ、キャンドル。キャンドルの炎がバランスよく、美しい炎で燃えるよう、さらに作業が続きます。

何十種類もある芯を使い、燃焼テストをします。それでも美しい炎で燃えないときは、ロウの成分を見直し、また、燃焼テストをします。素敵な炎が灯るまで、繰り返します。

先日、クレームが入りました。それは、ごく普通のティーライトキャンドル。”火が消える!”お客様から大変ご立腹の電話です。早速、そのキャンドルを引き取り、検証しました。

引き取ったキャンドルを灯すと、始め、きれいに燃えていたのが、次第にに炎は小さくなり、悲しい限りの炎になってしまいました。これでは、お客様も怒ります。かなり以前から作っているキャンドルです。ロウのレシピを変えたわけでもないのに。どうして・・・?

いろいろと検証し、最後にキャンドルを分解して、芯のサイズ確認です。キャンドルを壊し、芯を取り出して、ピンセットで丁寧に分けていきます。ああ・・・。芯のサイズ違い・・!製品仕様の芯より細い芯が使われていました。

どうして、このような単純ミスが起きるのだろう?早く、ミスを防ぐ対策を取らねば、せっかくのキャンドルが台なしになります。お客様には、礼を尽くしてお詫びしました。

キャンドルは火を灯してこそ、価値があります。そして、”芯は、キャンドルの生命”であることを改めて、痛感しました。

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