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July 08, 2007

キャンドルに潜む、ハイテク!!

キャンドルの歴史をひも解くと、紀元前1,300年代のツタンカーメン王の墓から、4個の燭台(ローソク立)が発見されています。また、紀元前300年代のイタリア・オルビエントのゴリニ墳墓の壁画に、現在に近いキャンドルを利用する様が描かれています。

ところで、ローソクを漢字で書けますか? ”蝋燭” 蝋の字は、虫へん(虫=蜜蜂)、つくりは(一ヶ所に集めたものの意)で、蜜蝋(蜜蜂の巣の主成分)を意味しています。燭は、灯り・・・。つまり、蜜蝋の灯り=蝋燭なのです。

三千年近い歴史ある蝋燭は、貴重品でした。一般庶民が使えるようになったのは、石油から抽出される、パラフィンワックスが発見されてからで、明治以降になります。

そして、キャンドルの生命”芯”も、画期的に進化しました。現在使われている芯は、最高品質の綿で紡がれています。芯は、ロウの吸い上げを適度に保つよう、編む強さを調節し、適度に偏りをつけて、自然に曲がるように編み上げます。

キャンドルを灯すと、溶け出したロウが芯を通して、吸い上がり、安定した炎で燃え続けます。そして、キャンドルを灯し続けると、芯は適度に曲がりだし、炎の淵で空気に触れ、完全燃焼して飛散します。

Photo_9 つまり、キャンドルが燃えて、短くなると同時に、芯も自動的に飛散し、常に安定した炎で燃え続けるのです。昔の、和蝋燭のように、芯切りをしなくてもいいのです。

なんと、キャンドルのハイテクノロジーなのです・・・!!

これを、ローマ・ミレーは、キャンドルのハイテクならぬロウテクと呼んでいます・・・??

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